「孤独」と「悲しみ」は同義ではない

2012年06月02日

Wonder World

朧月夜もビルに陰って菊野台
優しいNujabes今宵は僕を救ってよ
乾き始めたアスファルトを照らす灯りもなく
夜を渡るカラスの集める星を降らせて歩こうよ

はこぶ足取りも重く大町橋
せせらぎは遠く幾千里
酔いも良いも宵と消えて沈むだろう
君はきっとすぐそばまで来ているね

あの信号を超えれば旅も終わりが近い国領町
暗闇を覗いても帰ることなき36度の体温で
止まること無く聞かせてよ
夜明けを着せるあの満月の一駅先までなぞろうよ


ランキン・タクシー/言い出せなかった秘密
posted by ミグリン at 01:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 静かなもの はてなブックマーク - Wonder World | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月15日

午後の夢

朝露残る新緑の上をさくさくと
木漏れ日に心地よくて揚々と
まどろみ深くてリズム
歩いて行けるペルシャ
春だというのに僕はコート
物干し竿に揺れる午後
すれ違う子猫は返す視線も無くさっそうと
風を呼んで笑う君の愛を
メランコリックなせせらぎにも似た愛を
そして僕は夢を
両手ですくいあげれるだけの夢を


Nujabes/spiritual state
posted by ミグリン at 18:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 静かなもの はてなブックマーク - 午後の夢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月15日

定規

定規2.jpg
最近お気に入りのアイテムがあって、それがこの定規なんですけどね。
とにかくまぁデザインがかっちょいい。太陽系の星の配列がずらずらっと。
そいで裏を返したらさらにスケールでかい。
定規1.jpg
どーん。銀河系。むっちゃギャラクシー。
なにがすごいってあれです21cm(中途半端!)の定規の尺図が100億光年。
どんだけスケールでかいんだと。測れないものないやん。
うーん、このiPhoneの高さはと。なになにー。300億kmとちょっとですね。

もう一枚ある。
定規3.jpg
月の満ち欠けがデザインされた定規。The Moonとある。これまたしぶい。
もう寸法はかることと全く関係ないベクトルです。とにかくギャラクシー。
で、裏はというと
定規4.jpg
もう定規でもないからね。

こんなかっこいい定規をぶんぶん振り回しながら仕事してる。
でも、こんなかっこいい定規でも、どんなにスケールの大きい縮図でも、君との距離は測れない。
ずるい。

61HqMqPDeML.jpeg
Alicia Keys / Distance And Time
posted by ミグリン at 23:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 静かなもの はてなブックマーク - 定規 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月28日

やっとわかった

孤独なことは不幸なことだと思っていた
でも違った
孤独を飼い慣らすことができた時見える世界が変わった

刺激のない人生なんてつまらないと思ってた
飢えた目をしていつも何かを追いかけてないと死んでしまうと思ってた
でも違った
静かに目覚め、朝陽にたゆむカーテンの隙間からのぞく夏の香りをかぐことも
階段を下る硬い足音も、冷えた手すりの錆びた匂いも、よく笑う友の白いシャツが眩しく返す日差しも、瑞々しい果実を口にすることも、轍を越えるタイヤの滑稽な笑い声も、ふしだらな微笑を投げかける街角の娼婦も、熱いシャワーのあとに顔を埋める渇いたタオルの匂いも真っ暗な世界もその平穏も、
みんなみんな僕が気づいてないだけだった

生きていくことは苦しみを乗り越えていくことだと思ってた
でも違った
生きていくことは、生きていくこととは見つけていくことだった

僕はひとりだと思っていた
でも違った
僕は僕とこの人生を共有していた
ずっとずっと、僕は僕と一緒だった
今日僕はやっと僕の存在を見つけた

本当の不幸は自分の存在に自分が気づいてないことだとわかった
posted by ミグリン at 01:06 | Comment(2) | TrackBack(0) | 静かなもの はてなブックマーク - やっとわかった | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月06日

僕のタクシー

寂々とした夜をまたいで歩く靴の音は重く
煌々としたヘッドライトに照らされて目を細め
凛々とした風に爆ぜる憂鬱のタクシー
揚々と乗り込んでも行き先は無い
諾々として徘徊するだけのこの街で
徒然とした静寂だけが身を焦がす
恍惚とした表情の老婆
揚々とした笑顔の少年
閑散とした終わりのネオン浴びながら
鬱蒼とした暗闇を抜けて駆ける駆ける、駆ける

どうかこの僕を、奪い去ってはくれないか
『世の中よ道こそなけれ思ひ入る 山の奥にも鹿ぞ鳴くなる』
つぶやいて少し笑う

Cafe-Del-Mar-Vol-7-Delantera.jpg
Slow. Pulse Feat. Cathy Battistessa/Riva
posted by ミグリン at 02:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 静かなもの はてなブックマーク - 僕のタクシー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月29日

無題

ともに生き、ともに歩み、ともに死ぬ
そんなことを、二人で思い描いてた時もありました
本当に愛していたんです

僕は裏切りを繰り返して生きてきました
どうしようもない最低な男でした
最後まで、君のように己を信ずる事も出来ず
最後まで、君のように愛を信じる事も出来ませんでした

今君を再び失って、これからどのように生きて行けばいいのでしょうか
心にぽっかりと穴が空いた様とはこういうことでしょうか
何をやっても夢中になれず、何をやっても楽しくもなく、何をやっても君を想うのです

時が戻るなら僕はいったいどれくらい戻ればいいのでしょうか
どこで間違えたのかももうわからないくらい遠い遠い過去から産まれた悔恨が心を締め付けるのです
それももうこれで最後でしょうか

いいえ
きっとこれから僕はずっと後悔を抱いて生きて行くのでしょう
これからずっと、卑屈な笑みを浮かべて、幸せだと笑うのでしょう
心の隅にずっと君を抱いて生きて行くのでしょう
地獄があるとしたら、君がいるところでしょうか、僕が歩む道でしょうか

さよなら愛した人
さよなら過ごした時間
さよなら僕
さよなら

どうかはやく、僕を殺しに来てください
ずっと、ずっと待っています

posted by ミグリン at 00:22 | Comment(2) | TrackBack(0) | 静かなもの はてなブックマーク - 無題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月16日

あるとき目覚めて君がこういったんだ
「あなたは時間の許す限りありったけの砂を集めて、私のためにお城を建てるの」
僕はあれからずっと三途の川で石を積むように、許されぬ業から逃れる為に砂を集めている

夢で塗り固めたような琥珀色の白い壁が僕の行く手を塞ぎ
右側の扉が僕に囁く
左側の扉が僕を誘う
市松模様の床がゆらゆらゆれて、君の城を砂へと戻すだろう
いつもそうだ
わかりきったことだ

この大きな袋にめいっぱいの砂をつめてもまだたりない
ドン・キホーテなら君を救いにいけるかい
アルセーヌ・ルパンなら君を奪えるかい
トムソーヤなら君を連れて逃げ出せるかい
メロスなら君の横にたどり着けるかい

この街でもあの街でも、僕は砂を集めている
そのTシャツはいいね、素敵だと思うよ
昨日の海に溶け込んで、朝日を浴びたら全てが泡と化すとしても
三日三晩の夜空を超えて君に唄える歌があるよ

明けに望み
陽に想い
暮れに泣き
宵に愛し
床に許される

君は砂の城の、右の塔に住むといい
そこからはきっと僕が愛した全てが見えるだろう


Pete Rock & C.L. Smooth / Take You There (9th Wonder Remix)
posted by ミグリン at 04:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | 静かなもの はてなブックマーク - 砂 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月22日

time



こんなにも遠く離れて
それでも君を想う事は不幸なことなの?
雪の中を歩く時、ずれた時間を思う時、かすんだ空を見上げる時
グラスに降るスコールのように、僕の心をうつのはあの日描いた幸せなのに
古い小説の途中で愛が尽きたように、僕たちの魂はすり切れて、そして昨日の亡霊に怯えるの?

幻想だと笑ってよ
夢にこぼれて気づいてよ
想像もできない時間を与えてよ
それでも愛だと教えてよ

君の名はランバダライオン
黄金色の毛並みをとかしては、今夜も踊る日本の空
きれいな終わりを綴ってよ
posted by ミグリン at 03:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 静かなもの はてなブックマーク - time | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月26日

Break Heart

振り返ったら君がいいな
僕の向こうに君がいいな
こっちへおいでよ新しい遊びを教えてあげる
煙の中に透かして見える慟哭の尖塔みたいに
満月を貼付けたみたいな黄色い鉛筆で描こうか
大陸のボルサリーノ
深海のムハンマド
ベラルーシからドバイまで、海を弾けたらいいな
フランクフルトからマンハッタンまで、君といけたらいいな

奥底に秘めた君とがいいな
起源の架け橋を渡るなら君とがいいな
こっちへおいでよ新しい言葉を教えてあげる
失恋した兎みたいにメリーゴーランドにつかまったまま
赤や黄色や青いスイッチを1ページめくろうか
魅惑の泉をサルベージ
抜け駆けしたいジャンヌダルク
ゆりかごから墓場まで、今日を拭えたらいいな
銀河鉄道であの星のまだ向こうまで、君といけたらいいな

Taio-Cruz-Break-Your-Heart-Single-Cover-Artwork.jpg
Taio Cruz/Break Your Heart (ft Ludacris)
posted by ミグリン at 02:38 | Comment(1) | TrackBack(0) | 静かなもの はてなブックマーク - Break Heart | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月23日

マヨネーズはロックスターの夢をみるのか

電車が止まり、扉が開くとThe ClashのHitsville UKがiPodから流れてきた
ずっと電柱を見上げて動かない彼につられて、僕も彼の目線の先を見上げるけど、カラス一羽見当たりはしない
大好きなミステリィ小説の探偵の真似をして描いたほくろ
昨日少し食べてやめてしまったパンにぎっしり詰まったあんこ
開きっぱなしのピアノから鍵盤が、並びの悪い歯を見せて笑う
時間だけが転がる様に行き過ぎるのに、永遠なんてあっという間だって君が言う

さっき教えてもらった秘密の言葉
無くさない様にしまったのに
これを読む頃には、僕は大きな象の背中で揺られているだろうか
それともエジプトでラクダのこぶにまたがるだろうか
オーストラリアでイルカと泳ぐだろうか

君はつま先で砂の上に線をひいて、ここから先が未来だと言う
過去を訪ねる僕に君はだまって白い泡を指差す
一瞬僕は、彼の腕が持ち上がった時に、僕を指差すような気がしてどきっとした
黄色い、赤い、青い、高い、遠い

目が覚めたら次の曲が始まって、また遠くなる
posted by ミグリン at 01:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 静かなもの はてなブックマーク - マヨネーズはロックスターの夢をみるのか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月15日


Los Hermanos/In Deeper Presence

僕のこの耳はあとどれくらい美しい音楽を聞けるのだろう
僕のこの目はあとどれくらい美しい景色を見れるのだろう
僕のこの口はあとどれくらい美しい言葉を紡げるのだろう
僕のこの腕はあとどれくらい美しいモノを造れるのだろう
僕のこの足はあとどれくらい美しい草木の上に立てるのだろう

僕のこの耳はあとどれくらいの幸せの声を聞くのだろう
僕のこの目はあとどれくらいの間君を見ていられるのだろう
僕のこの口はあとどれくらいの愛を君に誓えるのだろう
僕のこの腕はあとどれくらいの間君を抱いていられるのだろう
僕のこの足はあとどれくらい君との距離を縮められるのだろう

君は今でも覚えているだろうか
君は今でも笑っているだろうか
君は今でも美しいままだろうか
君は今でも僕を感じているだろうか

教えてはくれないか
誰かを傷つけて生きる毎日は苦しいかい?
産まれて来なければ良かったと思うような時はあるかい?
強がりに疲れて、人の優しさにふれたくなる時はあるかい?
不安でねむれないような夜はあるかい?
わかって欲しいと思う時はあるかい?
ここにいるよと、叫びたくなる時はあるかい?
「自分は幸せだ」と、後ろめたく笑う時はあるかい?
人の幸せを羨んだりすることはあるかい?
醜い自分に気付いて、泣きたくなるようなことはあるかい?
根拠のない自信で全てを覆い隠して生きて行くのは辛いかい?
それでも生きて明日も笑う僕はどんなだい?
孤独の反対ってなんだい?
posted by ミグリン at 02:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 静かなもの はてなブックマーク - 僕 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月14日

夜の希望

たとえば綺麗なリズムのような星を見つけたとして君が笑うのはいつのことだろう
時間を巻き戻したら深いあの海に沈んでいられるかな
大きな象の背中に乗って、僕は行くよ君のところへ
いいにおいがするだろう?僕はこの石が大好きなんだ
明日の夢をみせてよ
その深い海に沈んで愛してよ
あのTシャツはどこへしまったのだろう
赤い自転車、黄色い文字、涼しげな君、青い時計、暖かい雨
何も不満はないと教えてよ
もっと歌ってきかせてよ
キチガイじみてると喜んでよ
wwwから.com君の指でなぞってよ
今夜は君から話してよ


Cornel Campbell / Just One Kiss (Magic Spell)
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2010年05月11日

P

ある日この夢からさめたら、君がそばにいるといいね。

あと50年くらい?

あてんしょんぷりーず。当機はまもなく離陸いたします。

墜落までのしばしの間、良い悪夢を!

P.jpeg
posted by ミグリン at 16:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 静かなもの はてなブックマーク - P | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月13日

小さな箱

透けて見えるほどの小川が流れる山間の街で育った
ベランダに干したおとんのYシャツにカブトムシがついてはオカンが悲鳴をあげて
その度に弟のコレクションが増えたりなんかした
春は緑に染まる山の稜線をかすめて飛ぶ鳥の
夏は畳の上に寝そべって、頬をなでる風の
秋は深まる夕日を映しては揺れるさざ波の
冬は満天の星空と、線路を滑る貨物列車の音を遠くにきいて
憧れ辿り着いた大都会で、時々は見失いそうにもなるね

卑怯な僕はいつでも逃げ道を確保しておきたいのに
目を閉じれば出口の無い小さな箱の中で伸びない四肢をふんばって
世界はこんなに広いのに、逃げ道のひとつも見つけ出せないでいる僕が見える

どうか笑ってくれないか
ヘタクソな歌を歌う僕を笑ってはくれないか

どうか叱ってはくれないか
うまく歩くこともできない僕を叱ってはくれないか

どうか覚えていてはくれないか
この道を歩いたこの僕を
覚えていてはくれないか

f0045842_018338.jpg
Rickie G/am 8:59
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2010年03月11日

順序

地下鉄の改札をとぼとぼとくぐり、長い階段を登ると辺りはすっかり暗くなって、無駄にした時間を嫌でも思い知らされる。
駅前の花屋の横を顔をしかめながら通り過ぎる。
花は嫌いだ。皆一様にグロテスクで、強い匂いを放ち、卑猥で屈折している。
ささくれだった剣山のような精神に、花が一本、また一本といけられる姿を想像して吐きたくなる。
そういえばあいつが好きだった花はなんだったか。
信号は赤。カラスが一羽。手を引かれて歩く黄色いランドセル。湿った空気。
あぁ、カサブランカだ。確かモロッコの都市の名前、いや、ペルーだったか。
信号無視。短いクラクション。2回。死ね。
いつもの角を曲がり、朝と逆の道をたどる同じ背中。
さぞかしみすぼらしいことだろう。いいさ笑えば良い。どうせ夢だ。
「この世はみんな夢なの。」
つまんない冗談だ。

Tupacが死んだのは26だった。ボブ・マーリーは30だっけ。カート・コバーンはいくつで死んだ?オレはいくつで死ねる。
目を細めて左を見れば、摩天楼が闇の中にぼんやりと浮かび、右を見れば無機質なアスファルトの上をこれまた無機質な車が次々と光の帯を残しながら闇に消える。前を見ればまるでバラック小屋のような我がボロアパート。後ろは見なくてもわかる。いつもの巨大な絶望だ。

「さぁ、早く引き金を引けよ」
小さく囁きながら、鍵をゆっくりまわす。
いち、にい、さん、ズドン!
そうだ、アイツに見せよう。
今度の休みはニューカレドニアに行こう。
行きたがってたじゃないか。
こんなにパンフレットを貰ってきたんだ。
天国に一番近い島。最高じゃないか。
南国のカクテルを飲みながら、夕日を見ようじゃないか。

玄関の扉に額をつけて、首で身体を支えながら、しばらくそうしていた。
鉄の感触が冷たくて心地良い。
少し錆びたにおいが懐かしい。
くたくたの革靴の上に涙が落ちるのを、どこか違う世界で起こっている他人事のように見ていた。
鍵穴にささったままの鍵が、かちゃりと鳴った。
「この世はみんな夢なの。」


Deep Dish/Dreams Feat. Stevie Nicks
posted by ミグリン at 01:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 静かなもの はてなブックマーク - 順序 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月28日

After Love

伝えたいことは何一つ告げられなかった
心をかきむしられるようなこの想いも、口を開けば泡と消える波のよう
よせてはかえす波のよう

あの夜に見た国へ地下鉄にゆられて行けたらいいのに
君は穏やかな愛を夢に見るだろうか
僕は健全な破滅を求め続けるのだろうか
終わりまでの僅かな時間に二人は何を見たのだろう

夢から覚めて、愛の後に
時計の針が戻るようなことがあっても、僕らは終わりを待つだろうか
それでも始まりを抜けてこぼれる言葉があるとすれば僕は君に何が言えただろう

綺麗なものもばかりではないと知っていたのは君の方
許していたのは君の方
あの日僕はひとり映画館で明日の君を待っていた

press-play-amended--cover-art-extralarge_1158575149560.jpg
Diddy Feat. Keri/After Love
posted by ミグリン at 01:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 静かなもの はてなブックマーク - After Love | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月22日

同じ


さよなら僕
posted by ミグリン at 22:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 静かなもの はてなブックマーク - 同じ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月06日

試される

我々は試されて生きている
人生はゲームだというけれど敵はどこにいる?相手はどこにいる?
カードはどれで駒はどれ?勝った負けたはどうやって決める
何を怖れて正義を唱えればいい
何が怖くて悪を愛せない
交差点をわたる時、タバコに火をつける時、女の下着にてをかける時、飲み物をオーダーする時、ガソリンを注ぐ時、時計を見上げる時、我々は試されている
いつでも神の目を感じることができる
けれども一人で闘っているのだとしたらあまりにも滑稽ではないか
天国と地獄があって、そこには門番がいるらしい
この世での行いが全て記録されていて、我々は振り分けられるのだという
それなら聞いてみたい
何でも答えてくれるかい?

僕が母親を泣かせた回数は43回
僕が人を笑わせた回数は6321回
17年4ヶ月と25日13時間7分を無駄に過ごした
初めて嘘をついたのは4歳5ヶ月
女に振られた数は68回

ああ、そうですか。それなら聞いてみたい
僕は何回人に嘘をついた?僕はどれだけの人を幸せにできた?何度ヒーローになれた?何人に恨まれていきていた僕のことを覚えている人間はどれくらいいるの愛を何度誓った何人の浮浪者の前を素通りし、何頭の牛や豚を食し、どれくらいの時間ひとりではなかったのか
どうか答えてはくれないか
どれくらいの人を裏切って、どれくらいの時間幸せだった

そうかそれでは地獄に行くしかない
おっとその前にもうひとつだけ

最後にオネショしたのはいつでしたっけあぁ僕だけに聞こえるように。


Enigma/Prism Of Life
posted by ミグリン at 01:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 静かなもの はてなブックマーク - 試される | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月16日

彼の隣

いいか良い事を教えてやる
とてもためになる事だし、これは何よりも確かなことだから覚えておくといい
そこまで言ってひと呼吸つくと、こう言ったんだ
「オレたちみたいなヤツにとって人生はクソだ」
奇跡なんて怒らない明日は今日のトレースだ夢は持たざるものにとっては重荷でしかない一気にまくしたてる彼は少し怒っているようだった
きっと僕が夢の話なんかするから彼が怒ってしまったんだ、そう考えたら僕はバツが悪くなって、瓶の底に少しだけ残っていたビールを一気に流し込んだ
きっと星がきれいだろうけれど、顔をあげることができなくてずっとうつむいていた
「俺たちはオオカミだ。人生という荒れた大地で、死ぬまでの間飢えた目をしてエサをあさるオオカミだ。だから夢なんてのは暇つぶしでしかない。毎日は人生の上に転がるエサでしかないんだ。」
かれは少し酔っているようだったけれど、僕はまた怒られるのが嫌で黙って聞いていた
彼はいつもタバコを分けてくれたし、うまいくどき文句を教えてくれたから彼の事は嫌いじゃなかった
なにより彼といたら僕は悪い奴らに殴られる事が無かった
電線にとまったカラスが首を傾げてこちらを見下ろしていたけれど、僕はポーチに腰掛けたまま少しも動けずにいた
彼のブーツがかっこよくて、すごく羨ましかった
彼はまだ人生についてしゃべっていたけれど僕は上の空で黒いピストルのことを考えていた
空になったビール瓶を勢い良く塀に向かって投げると、高い音を出して割れて、彼は喜んでくれるだろうか誉めてくれるだろうか
希望なんてどこにある?
彼が前を向いたまま僕に聞いた
その頃には僕は、彼の脳みそを撃ち抜いてあげることばかり考えていた

album-goodbye-country-hello-nightclub.jpg
Groove Armada / My Friend(クリックでYoutube)
僕には素晴らしい友達が沢山いて恵まれているなぁっておもいよります!
このPVみたく仕事で疲れた時に思い出してたまに泣きたくなるくらい幸せな思い出ばかりで死にたくなります!
posted by ミグリン at 23:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 静かなもの はてなブックマーク - 彼の隣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月28日

つよがり



何も感じない何も怖くない何もいらない何も信じない何も求めてない
そうつぶやいたら、強がりだと笑う君の顔が見えた気がした
愛が欲しい側にいて欲しいもっと良く見せたいかっこ悪いのは嫌だお金が沢山ほしい求められたいそれでもいいと言って欲しい
テールランプにそって歩く僕を慰める様に信号は全て青
バカにするなとつぶやいてボリュームをあげる
いつも強がっていないとこの街では殺されてしまう
悲しくない辛くない寂しくない痛くない悔しくない羨ましくない恐ろしくない
何度も何度も、何度も何度も
どうでもよくなるまで何度も何度も、何度も何度も
殺人だ
少なくとも僕は僕を殺して生きている
君のつよがりが聞きたい
並びの悪い歯を見せて笑い飛ばして欲しい
白い肌に顔を埋めて眠りに落ちたい
細い髪に触れて確かめたい
きっと君は滑稽だと笑ってくれる
バカにしてると叱ってくれる

味のしない弁当を流し込み、退屈しのぎのタバコをふかし、薄っぺらくなった布団で身体を休め、糞いまいましい満員電車に揺られるのだろうけれど
戦争だ
少なくとも僕は僕と闘って生きている

君の他に誰がつよがりだと笑ってくれる
posted by ミグリン at 21:35 | Comment(2) | TrackBack(0) | 静かなもの はてなブックマーク - つよがり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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